去年に作ろうと思っていたソフトウイングセール、春までに製作しようと思っていましたが、秋に完成! 昨年1/10のミニサイズを試作してWBBM(自作ミーティング)に持ち込んで皆さんに聞いてみたところ、作ったことが無いからとりあえず作ってみては?とのコメントでした。近所の「SWING ROLL FLIPPER」製作者Yさんにも相談したところ、作ったことがあるとのことで、まずは製作を開始しました。 去年、1/10サイズで試作したセールです。 こちらはウイングとは別に可動するブーム付き。 既にノースセイルから生地も買ってます。 2/23 セールの中心部のパーツを製作。 小さな木片も用意、これも意味のあるもの。 今回のコンセプトはヨットのセールというよりはパラグライダーやラムエアカイトなどの作りを参考にして、小さめでシンプルで軽いセールを目指します。 3/21 セールのカットです。ロール生地から線を引いて。 作業はもっぱらミシンです。 縦方向に生地3枚をつなぎ合わせて。 今日の作業は縁取りまで。 広げてみると、ハイアスペクト(細長)ではない。 四角くすぎてかっこ悪いかも。ちょっとラインを変えてみます。 5/14 セールのフレーム作りはこんな感じ。 組み立てないとわからないかもしれませんが。 セールはバテンポケットを縫っているところです。 7割は進んだかな?ゆっくりペースです。 来週WBBM(ウッドボートビルダーズミーティング)があるので、あと1週間で仕上げねば。 5/26 おおむね形が出来上がりました。 5/28 WBBMの会場にて初めてセールを張ってみたところ。 しかし、マストベースを持ってくるのを忘れ、張れず。 しかも強度不足とセールのしわは改良の余地ありでした。 11/4 5月のWBBMでいったん完成前に披露しましたが、その後、ミシンでの手直しなど手を加えてようやく形になりました。いざ試走へ! 今回のソフトウイングセールのコンセプトです。 1.ハードウイングセールとサバニセールの融合 2.ブームレス (1/10サイズではブームありでしたが) ラムエアカイトの作りを取り入れてます。シートはカイトのブレークコードと同じで、力があまりかかりません。(シートも細くていけそう。) 3.セールはパドリングの補助 セールサイズは小さめ。ラダーも使わず、パドルでコントロール。 お昼前に逗子海岸へ。 暖かく10月の陽気。風も微風で絶好のテスト日和です。 セールケースも作りました。 セッティングも完了。 いざ、海に出てみると? セールの風圧中心がマストに近いので、セールの向きが安定します。 写真で見てお分かりかもしれませんが、バテン全体をカーブさせるのでなく、前セール部が翼、後ろセール部がフラップのデザインとしています。つまりくの字型に曲がることがあるということ。 マストにパワーがかかるので、メインシートを引くのにほとんど力がかからず、フラップの角度を変えるために軽く引っ張るだけ。これは新鮮です。逆にフラップの角度は適当でも、前部のセールの角度が決まれば走ります。 マストを中心にセール自体クイックに動きますが、基本的には自動的にセーリングの角度になる感じ。裏風を受ける感じはありません。 逆にシバー(パワーフリー)させるのは手動で角度操作する感があります。 もっとウイング自体ねじれるかと思いましたが、微風では大丈夫なようです。 リーボードも無しでアウトリガーのみではどうしても下ってしまい、だめでした。 リーボードを付け直すと、上りは問題なし。アビームと下りはどうかな? ランニングでは、微風のためかうまくセール角度がでず、パドルで突いてセールを押し出して。 今回微風で試走した感じでは、思ったより普通に走れてよかったです。 くの字にクイックに曲がりすぎて角度操作に追われると予想していただけに。 次回、もう少し風のあるときに試したいと思います。さて印象はどう変わるかな? 浜ではFoilSUPの展示も。 夕方は逗子亀ヶ岡神社のコミュニティーパークイベントへ。いろいろ食べました。 |
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